プライドとエゴ
プライドには、誇りという意味のほか
自尊心、高慢、うぬぼれ、自慢というように
ポジティブとネガティブの両方の意味があります。
誇りをもつというのはとても大切。
でももう少し具体的に分解すると、
自分を評価するということが大切。
自分を評価できない人は、自分を大切にしていない人。
自分を大切にできないと、周囲の人との関わりが難しくなります。
評価できているという人でも過大評価は禁物。
それはいずれ自慢につながり、高慢となりかねません。
自分はえらい、ほめてあげたいと
叱咤激励することは必要なのです。
でもそれは自分の中だけにとどめなくてはいけません。
自分はほかの人よりえらいのだと思ったらそこでアウト。
比較する必要はないのです。
成長は自分の問題です。
自分の成長は周囲の人とは関係がありません。
ただ、すこし余裕が出てきたら、
元気を分けてあげるのはいいと思います。
“あげる”というより、“放出”でしょうか。
自分のもっている能力を世の中で
役立てるというのが調度いいと思うのです。
分けてあげる行為のひとつに
何かを教えるということがあります。
それは単に知っている情報を教えるということもありますし、
講師や先生として教えるということもあります。
その教えるということで、
最近、気づいたことがあります。
人によっては、教える際につい出し惜しみをしてしまうのです。
それは、教える相手との位置関係を維持したいからだろうと思うのです。
そういう場合は、もともと自分に余裕がなくて
他の人にエネルギーを放出する状態ではないのでしょう。
その何かを教えると自分の価値や位置が下がるのではないかというような恐れが生じるのでしょう。
そこで大切なのは、自分をきちんと評価すること。
高慢な状態だと出し惜しみしたり、他の人を低く見たりするのでしょう。
タロットに『神の家』というカードがあります。
このカードは誇りをもつという意味があります。

そしてその次に来るのが『星』というカードです。
ここに描かれている人は、もっている壺からエネルギーを泉に注いでいます。
出し惜しみするどころか出しても出しても尽きないほどです。
そのときの姿は、ひざをついていて、とても謙虚です。
誇りを抱くこと、自信を持つことができるようになったら、
次は謙虚さをもつことと、もっているエネルギーを出し惜しみせずに
どんどん他に与えるようになることが成長の証しなのだろうと思います。
挿絵のタロットの絵はソフィアがこのブログのために書いたものです。いかなる転用・転載も禁じます。
